- 肝臓は、全部を摘出したり、人工物で機能を置き換えたりすることができません。
- いくつかの条件があるものの、肝硬変も肝移植の適応になることがあります。
- 当院の院長は、肝移植に関わってきた豊富な経験があり、肝移植についての相談も受けています。
肝臓は、心臓や肺と同じように不可欠な臓器であり、部分的に切除することはできても全部を摘出することはできません。また、腎臓の機能が著しく低下した方には人工透析という選択肢がありますが、肝臓の場合は透析のように機能を人工的に代替する治療はありません。なぜなら、肝臓は「生体の化学工場」とも例えられ、2000種類以上の酵素を有し500種類以上の化学反応を絶え間なく行っているからです。肝臓の機能を人工装置へ完全に置き換えようとすると、霞が関ビル1棟くらいの大きさになるとも言われています。そのため、他に治療法のない肝疾患では、肝移植が検討されます。いくつかの条件があるものの、
肝硬変も肝移植の適応になることがあります。
肝移植には、生体肝移植と脳死肝移植があります。いずれも高度な技術やバックアップ体制が必要で、移植手術を行える施設は限られています。手術をするのは外科の先生方ですが、肝移植へ進んでいくには肝臓内科医の関わりが重要です。肝疾患の方をふだん診療しているのは内科医であり、治療の選択肢に肝移植を挙げるのも内科医だからです。
当院の院長は、信州大学医学部附属病院で肝臓内科医として肝移植に関わっていた経験があり、開業後も肝移植をコーディネートしてきました。肝移植に関心があるものの相談先がわからない方、肝移植について疑問がある方、ぜひご相談下さい。

