禁煙外来について

時間／曜日	月	火	水	木	金	土	日・祝日
8:30 ～12:30	○	○	○	○	○	○	休
15:00 ～18:00	○	○	休	○	○	休	休
※当クリニックは予約制です。

当クリニックでは保険の適用可能な禁煙外来を行っています。
保険が適用される通院回数は、初診を含めて計5回、期間は12週間(約3ヶ月)となります。保険を使った禁煙治療の予定を以下に簡単に説明します。

初診: 初診では、
ニコチン依存症の確認
一酸化炭素濃度の測定
喫煙の状況確認
禁煙についての確認など
これらについて問診を行い、禁煙補助薬の処方を受けます。
1回目【2週目】: 初診日から2週目に再診します。この診察では、禁煙補助薬の処方を受ける他、喫煙・禁煙状況の確認をし、呼気中の一酸化炭素の測定を行ったり、状況に応じて医師からアドバイスを受けたりします。
2回目【4週目】: 4週目の再診でも、禁煙補助薬の処方、喫煙・禁煙状況の確認、呼気中の一酸化炭素の測定などの治療を受けます。
不安や問題などがある場合、その都度医師に相談してください。
3回目【8週目】: 8週目の再診でも、呼気中の一酸化炭素の測定とともに、喫煙・禁煙状況の確認、禁煙ができていれば離脱症状の確認・対処法などのアドバイスや治療などを受けます。
4回目【12週目】: 12週目の再診で治療終了です。禁煙に成功していれば、禁煙を継続する為に以下の禁煙のポイントを理解します。
禁煙を決意した理由を思い出す
喫煙による周りへの害を考える
自分の周りへ禁煙を勧めたり、禁煙を宣言する
禁煙して良かったことを考えてみる

禁煙補助薬はニコチン切れによる離脱症状を和らげ、禁煙の成功に導きます。禁煙補助薬には、2つの薬があります。その2つの薬について少し説明します。

飲み薬: チャンピックス
チャンピックスは、禁煙の為の飲み薬です。
ニコチン切れによる離脱症状を軽くする
禁煙中に一服してしまったとき、タバコをおいしいと感じにくくする
というような2つの効果で禁煙を助ける薬です。
貼り薬: ニコチネルTTS
ニコチネルTTSは、皮膚に貼ることでニコチンが少しずつ体内に浸透していく仕組みになっている薬です。この薬によるニコチンの量は、通常喫煙で得られる量より少ない量で、ニコチン切れによる離脱症状が現れないような量にし、徐々にタバコをやめていけるように工夫されています。

禁煙をすると、人によって程度は違いますが、ニコチン漬けになった身体からニコチンが抜け出ていく為にみられる様々な離脱症状が出てきます。離脱症状の一部とその対処法を紹介します。

離脱症状: イライラする
身体がだるい
眠い
頭痛
落ち着かない
対処法: 水を飲んだり、ガムを噛んだり、歯磨きをする
十分に睡眠を摂る
深呼吸をしたり、体を動かしたりする
野菜を摂る(イライラを抑える効果があります)

自分に合う方法を選んで試してみてください。

長野県松本市村井の宜保内科 消化器・肝臓内科クリニックでは、保険適用可能な禁煙外来を行っています。